酒さ用皮膚炎になり皮膚科へ

コロナ騒動から3年。
マスク生活と共に始まった私の肌荒れ。

やっと原因がわかりました。

酒さ用皮膚炎でした

ずっとマスク荒れだと思っていた肌荒れが、まさか皮膚科の薬が原因とは思いもしませんでした。
原因がわかるまで皮膚科を3件まわり、治療開始から3年も経ってしまいました。

酒さ用皮膚炎とは

長期にわたりステロイド外用薬を使用したことにより、赤みやニキビのようなブツブツ、かゆみ、肌の乾燥など酒さに似た症状がでること。

ステロイド外用薬を使用した人が必ず発症するわけではなく、もとから酒さになりやすい体質があるようです。

私のステロイド履歴

最初に行った近所の皮膚科Aでもらったのがロコイドでした。
1週間まで続けて塗って大丈夫で、塗っても治らないようならまた来るように言われました。

塗り始めて3日目くらいで、かゆみや赤みがきれいになり塗るのをやめました。

でもまたしばらく経つと同じような症状になり、何度も薬を塗っては治すの繰り返しでした。

なかなか完治しない状態にしびれを切らし、向かったのが少し離れた場所にあるできたばかりの皮膚科B。
そこでは花粉症皮膚炎と診断され、また同じロコイドと保湿剤が処方されました。

結局ロコイド塗って治すしかないのかと、いつしか肌荒れしたら自己判断でロコイド塗って治すということをしてしまっていました。

そんなこんなで2年以上ステロイドを塗っては止めという生活を繰り返していたのです。

その状況を見かねた親戚に紹介され行ったのが皮膚科C。
昔からある皮膚科でベテランのおばあちゃん先生が担当。

私の顔を見るなり、少しステロイド皮膚炎起こしてるような顔してるねといいました。

元々ニキビ肌と言われ、ミノマイシンという抗生物質とビタミンB剤の飲み薬。
保湿はプロペトというワセリンのみ。どうしてもかゆみや赤みがつらい時だけ弱めのステロイドを塗ってよいともらってきました。

抗生物質を2ヶ月くらい飲んで、全体の細かいブツブツは出なくなりました。
赤みやかゆみは相変わらずで1か月に一回はステロイドを何日か塗るという繰り返して、また1年が経過してしまい気づけば3年もの間ステロイドを使っていてしまいました。

酒さ用皮膚炎と診断される

なかなか良くならない状況に、自分でできることはないかと色々調べていくうちに「酒さ用皮膚炎」という病名を知りました。

最近ロゼックスゲルというお薬が酒さの保険適用になったと話題になっていて、これは使うしかないと処方してもらえる皮膚科を探すことに。

通っていた皮膚科Cは、ワセリンだけでステロイド抜いていく方針だったので、新しい皮膚科Bにもう一度行ってみることにしました。

そこで今までの症状を薬の使用状況を話し見てもらうと…。
酒さ用皮膚炎で間違いないとのことでした。

拡大鏡?ルーペみたいなもので肌を見て、毛細血管が拡張していて酒さの症状が出ていることを確認してくれました。

3年もステロイド使ってたの?と軽く引かれて穴があったら入りたい気持ちでした。

酒さ用皮膚炎の治療

  • ステロイドを止める
  • ミノマイシンという抗生物質がブツブツに有効
  • 洗顔を止める
  • 甘いものを控える
  • 化粧水の後にロゼックスゲルを塗る

この治療方針でやっていくことになりました。
念願のロゼックスゲルを処方してもらえて一安心。

ミノマイシンは、めまいの副作用が出ることがあるらしく、その場合は1日1回に減らしてよいそうです。

甘いものはかゆみを悪化させてしまうらしく、調子の悪い時は控えたほうがよい。

洗顔をすると皮脂欠乏症になるらしく、肌のガサガサや乾燥は2週間くらい洗顔を止めれば治るらしい。

診察室に置いてあるこの本を手に取り説明してくれました。

先生はこの本の著者というわけではなさそうだけど、おすすめされていたので読んでみました。
色々とへ~と思うことがたくさんあったので、肌に悩んでいるならば読んでおいて損はないかと。

そんなわけでまずは2週間。
抗生物質が終わるころにもう一度受信することになりました。

何はともあれ希望の光が見えてほっとしています。

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